ラグビーリーグ・ワールドカップで、ニュージーランド代表「キウイズ」の司令塔カリン・ポンガ選手が、腕を骨折してから22日で、準決勝での復帰に向けて時間との戦いを続けている。AAP通信によると、同選手は拡大ベンチ入りメンバーに名を連ね、土曜夜にニューカッスルのマクドナルド・ジョーンズ・スタジアムで行われるトンガとの準決勝に出場する可能性が出てきた。
ポンガ選手は、オーストラリアに22-24で惜敗した大会初戦で、骨折した状態のまま20分以上プレーした。その後に手術を受け、決勝トーナメントでの復帰を目指してきた。チームメートのデーン・ガギ選手は、復帰できるかどうかは医療スタッフが定める条件を満たせるかにかかっているとしたうえで、「カリンの強さは疑いようがない。十分に評価されていないと思う」と語った。「チームより自分を優先する選手ではないが、ピッチに立ってくれたら心強い」とも話した。
また、同じくニューカッスルで活躍するフェニックス・クロスランド選手も、直前の合流となる可能性がある。同選手は、NRLのプレリミナリー・ファイナルでニューカッスルがペンリスを破った試合で、ネイサン・クリアリー選手の足首を骨折させた危険なタックルにより4試合の出場停止処分を受けており、これを終えたところだ。ガギ選手は、ホッカー(ポジション)のクロスランド選手が戻れば、トンガの勢いを抑えるために最強の布陣が組めるとして、起用を歓迎した。
ガギ選手は、ニューカッスルの一員としてポンガ、クロスランド両選手とNRL決勝を戦い、シドニー・ルースターズに18-19で惜敗した経験がある。「ペンリス戦が最後の共演にならずに済んで嬉しい」と語り、再びともに戦える機会を心待ちにしている様子だった。キウイズは勝てば決勝に進む一戦で、2人の出場の可否が注目される。
