2023年5月9日、ノースランドのワンガレイ・ボーイズ・ハイスクールの課外活動で洞窟に入った15歳のカーニン(ティノ)・ペテラさんが、鉄砲水で亡くなった事故について、検視官が11月5日に結果を公表した。検視官は、この日のノースランドにはオレンジ色の大雨警報が出ており、遠足は中止されるべきだったと指摘した。
学校自身のリスク評価では、大雨警報が出た場合は行事を中止するとされていた。しかし計画した教員らは、警報が洞窟のある場所には具体的に当てはまらないと考え、1時間ごとの予報で雨が弱まるとの見通しを頼りに実施に踏み切った。検視官は、屋外教育の教員が地域の悪天候警報ではなく、細かな予測モデルに頼っていたとも述べた。
検視官は、遠足が中止されていればペテラさんが亡くなることはなかったと結論づけた。一方で、現場の大人たちは生徒の安全のために「最善を尽くした」とし、洞窟内での行動に問題があったわけではないとした。
再発防止に向けては、学校行事の中止基準を明確にすること、教育省の指針を改善すること、気象サービス(MetService)の天気情報の示し方を見直すことを勧告した。さらに、オレンジまたはレッドの警報が出た際に自動的に中止する仕組みを教育機関が採用するよう求めた。
