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全国で荒天続く 最大瞬間風速211キロ、フライトにも影響

ニュージーランド各地で「1日に四季が訪れる」と形容されるほど目まぐるしく変わる春の荒天が続いている。気象情報会社メットサービスによると、カンタベリー高地では夜間に最大瞬間風速211キロという記録的な突風が観測されたほか、過去12時間で3000回を超える落雷が観測された地域もあった。ウェリントンでも最大135キロの突風が吹き、フライトの遅延や欠航が相次いだ。

この強風の影響で、ブリスベンからウェリントンへ向かっていたエア・ニュージーランド機はウインドシアのため着陸を中止し、上昇に転じた。メルボルンからの便もカピティコースト沖で着陸を試みた末に断念し、オークランドへ目的地を変更した。南島では大雨や雷雨に加え積雪も観測され、オタゴのSH87(アウトラム-ミドルマーチ間)が積雪のため閉鎖されたほか、テアナウ-ミルフォード間のSH94も強風のため午後4時半から通行止めとなった。SH7もヘスロップ・クリーク橋付近での倒木のため片側交互通行となっている。

気象当局は、週末にかけてタスマン海で新たに発達する低気圧の影響で、再び暴風・大雨警報が出る可能性があるとして注意を呼びかけている。現在発達中のエルニーニョ現象は、この春を全国的に温暖で乾燥し、風の強い季節にすると予測されており、農作物や牧草地、水資源への影響も懸念されている。