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冬の締めくくりは寒波と積雪 「春は大きく揺れ動く」 南島で道路閉鎖相次ぐ

ニュージーランドの冬の最終日となった8月31日は、南極方面からの寒気で各地に低標高の降雪、雹(ひょう)、猛烈な突風が広がった。オタゴ地方では道路の閉鎖が相次ぎ、州道87号(アウトラム〜ミドルマーチ)、ダニーデン北側の州道1号、州道85号(カイバーン〜パーマストン)が通行止めとなった。カンタベリー高地のランギタタ川以南と、オタゴのアローズタウン以北からランファリーにかけては大雪警報、ウェストランドとアーサーズ・パス周辺以南のカンタベリーの湖沼・河川流域には大雨警報が出された。オタゴの主要道路の一部は一晩中閉鎖が続いた。

気象局(メットサービス)のサムケロ・マグワラ気象予報士は「湿って雪が多く、風の強い冬の終わり」と表現し、強い南西風がにわか雨と低い雪線をもたらすため、南島が今回の寒気の影響を最も強く受けると説明した。

予報士らは、9月に入っても冬から夏への移り変わりの中で「かなり大きな揺れ」が続くと警告する。近ごろは平年より10〜12度高い日と、5度低い日が交互に訪れる不安定な状況で、Tシャツ一枚の陽気の翌日にメリノウールに逆戻りするような展開もあるという。加えて、勢いを増すエルニーニョ現象により、春は乾燥して風の強い日が増えると予想され、消防や農家も備えを進めている。交通当局は、路面凍結や視界不良に注意し、時間に余裕を持って行動するよう呼びかけている。