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クライストチャーチの旧レッドゾーンで暮らす約60人、立ち退き期限迫り支援を訴え

クライストチャーチ東部ベクスリーの旧レッドゾーン(地震被災により居住不可とされた区域)で、長年暮らしてきたホームレスの共同体が、立ち退き期限を前に行き場を失いつつある。1ニュースによると、約60人の住民は2027年2月28日までに土地を離れるよう求められており、一緒に住み続けられる場所を探すため、市民への協力を呼びかけている。

クライストチャーチ市議会は、地震で傷んだこの土地を、再生事業の一環として水を引き込む形にする計画だという。住民のモコ・ルーベンさんは、別の土地の利用を市に提案したが、却下されたと話す。「ここは単に寝る場所ではない。社会の仕組みが支えてくれなかったとき、安全と安定、そして家族のような仲間を見つけた場所だ」と語った。さらに、社会支援機関が支援のために人々を現地へ連れてくる場合もあるとし、市内の住宅の受け入れ能力には限りがあると指摘した。

一方、市の担当者は、公共の土地は市民のために管理されており、条例などの法的義務に従う必要があるとして、「公有地での居住は認められず、住民には2027年2月までの移転を伝えている」と説明した。市はシティ・ミッション、ハウジング・ファースト、社会開発省などと連携し、住宅や支援策につなげる取り組みを続けるとしたうえで、支援を受けるかどうかは最終的に個人の判断だとしている。ルーベンさんは、土地や施設を提供できる地主や開発業者、団体に名乗り出てほしいと訴えている。