8月30日午後7時44分ごろ、北島北部の上空を西から東へと横切る非常に明るい緑色の火球(大きな流れ星)が目撃され、SNS上に多数の投稿が寄せられた。目撃はワイカトからベイ・オブ・プレンティにかけて広がり、ロトルア、モリンズビル、ハミルトン、カウェラウ、オホープ、パパモア・イースト、さらに南のワイカナエからも報告があった。
目撃者の証言はさまざまだ。アッパー・オロピの住民は「白い尾を引いた鮮やかな緑色」、パパモア・イーストの住民は「とても長く明るかった」と語った。ロトルアの目撃者は「大きな白い光」が3つに分裂して消えていったと話し、ハミルトンでは約15秒間にわたって尾を追えたという人もいた。タウランガ天文協会は、スポーツ場の上空を横切りながら次第に明るさと緑色を増していく火球の映像を撮影した。
火球の観測ネットワーク「ファイアボールズ・アオテアロア」は、この物体の本体はおそらく海に落下したとみられると説明し、防犯カメラの映像提供を市民に呼びかけている。ニュージーランド上空では8月に入って火球の目撃が相次いでおり、今月6日には北部で観測された火球をきっかけに、国内で11個目となる隕石が回収されたばかりだった。同ネットワークは、軌道や落下地点を特定するには市民から寄せられる映像や証言が欠かせないとして、引き続き情報提供を求めている。
