ここ数日、ニュージーランド各地の主要空港で予期せぬトラブルや悪天候が重なり、国内の航空ネットワークに深刻な乱れと運行遅延が発生しました。
まず、ウェリントン空港(Wellington Airport)では、国内線出発ロビーの床下にある「隠れた壁の空洞内(配線のショートが原因とみられる火災)」から出火する騒ぎがあり、ターミナル全体が一時避難を余儀なくされました。外部からは見えない位置での火災だったため消火活動は難航し、空港は約4時間にわたり完全閉鎖され、複数の航空会社にまたがる14便以上のフライトが欠航・目的地変更となりました。これにより、空港や航空会社のビジネス中断保険の適用範囲を巡る法的責任の議論も浮き彫りになっています。
これに加え、オークランド空港(Auckland Airport)では早朝から正午にかけて大規模な濃霧(フォグ)が発生し、安全上の理由から滑走路の視界制限が敷かれたため、計57便以上のフライトが欠航または大幅な遅延を余儀なくされました。さらに南島のクライストチャーチ空港でも数便が天候の影響を受け、気象庁(MetService)はカンタベリー地方や西海岸(ウェストランド)の山岳地帯に対して大雨や暴風の注意報を発令。火災、濃霧、そして荒天というトリプルパンチにより、今週初頭のニュージーランドの航空インフラは、旅行者や経済活動に大きなプレッシャーを与える結果となりました。
