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オークランド近郊の中等学校2校で百日咳 乳児のいる家庭に注意呼びかけ

オークランド北部の中等学校2校で、百日咳(pertussis)の感染が相次いで確認された。9月3日、ワンガパラオア・カレッジの関係者1人が百日咳と診断され、同じ日には公共放送RNZが、近隣のオレワ・カレッジの生徒1人も感染していると報じた。いずれの学校も同日中に保護者へメールで連絡した。

保健当局(Health NZ)は「感染者の近くにいた生徒や職員が百日咳にかかっている可能性はわずかにある。リスクは低いが、子どもの症状に注意してほしい」と説明。特に生後12カ月未満の乳児がいる家庭には、重症化のおそれがあるとして警戒を促した。百日咳は細菌性の感染症で、初期は鼻水や微熱、乾いたせきなど風邪に似た症状が出た後、8〜12週間続く激しいせき込みに移行する。乳幼児では息を吸う際に「ヒュー」という音を伴うことがあり、嘔吐やえずきを引き起こすこともある。

ニュージーランドでは2024年11月に全国的な百日咳の流行が宣言され、以降も患者数は高止まりが続いている。ワクチンは生後6週、3カ月、5カ月、4歳、11歳で無料接種でき、成人は45歳と65歳で追加接種が受けられる。妊娠中の接種も強く推奨されている。当局は、初期症状が2週間以上続く場合は自宅で過ごし、乳児や妊婦、免疫が低下した人に近づかないよう求めている。折しも国内ではインフルエンザの流行が春まで長引き、学校や高齢者施設が対応に追われている。