クライストチャーチでマッサージ店を運営する企業とそのオーナーに対し、移民労働者への重大な労働権利侵害があったとして、雇用関係委員会(ERA)から総額約21万ニュージーランドドル(約1,900万円)の支払い命令が下されました。
クライストチャーチにあるBody and Mind Massage Therapyなどの店舗を運営する会社が、雇用基準違反により、未払い賃金の支払い(約13万ドル)および罰金(約8万ドル)の支払いを命じられました。
移民労働者に対し、最低賃金の未払い、休日手当の不履行、不当な長時間労働を強いていたということ。
労働省(MBIE)の調査により、法定の最低賃金が支払われていなかっただけでなく、休暇手当や公休日の割増賃金も無視されていたことが発覚しました。
店主のLiu氏は、労働者が自身の権利を主張しにくい「移民」という立場であることを悪用し、搾取を続けていました。
ニュージーランド当局は現在、移民労働者を標的にした「現代の奴隷制」とも言える労働搾取に対して監視を強めています。今回の判決は、雇用主が労働者の権利を侵害した場合、未払い分の返済だけでなく多額の罰金が科されるという強い警告となりました。
